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転妻が仕事を辞めてフリーランスのWebライターになった話【体験談】

フリーランスのよもやま話

転勤族の夫をもつ、いわゆる転妻は仕事を転々としがちです。

ホントは仕事を辞めたくない!

転勤先で仕事が見つかるか心配…。

と、お悩みの方は多いのではないでしょうか。

私もそんな転妻の一人でした。

本記事では、夫が転勤になって仕事を辞めた私自身の仕事探しや地方での仕事経験、フリーランスのWebライターになったいきさつなどを紹介します。

仕事についてお悩みの転妻の方は、ぜひ実際の体験談を参考にしてみてください。

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夫が転勤に!転妻の仕事探し

今から8年前、ついに夫に地方への転勤の辞令が出てしまい、私は10年近く勤めた会社を辞めざるを得なくなりました。

そのため、転勤先の地方で新たに仕事を探すことに。

すぐ失業保険をもらってゆっくり仕事探し

意外だったのは、夫の転勤で仕事を辞めた場合は自己都合にならずすぐに失業保険をもらえたことです。

転妻の失業は夫の会社の都合なので、自己都合ではないのです。

特定理由離職者という扱いで、待期期間は短く済み、比較的早く失業保険を受給できました。

(参考サイト:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/help/question05.html

そのためハローワークに通って失業保険をもらいながら、ゆっくり仕事を探すことに。

引っ越しの荷物の片付けをしたり、環境が大きく変わった息子たちのケアをしたりする時間も必要だったので、焦らず仕事探しができたのは本当に助かりました。

地方で希望の仕事を探す難しさ

仕事探しを始めたものの、すぐに地方での仕事探しの難しさに直面…。

都内の大手企業で契約社員としてオフィスワークに従事していた私は、転勤先でも事務職を探していました。

しかし、事務職の求人の少なさや給料の少なさに愕然としました。

しかも、事務職なのに車の免許が必要なところがほとんどだったのです!

私は15年以上ペーパードライバーだったので、仕事で車の運転なんて、まったくできる気がしませんでした。

そこで、仕事探しをしつつペーパードライバー講習も受けに行き、まずは車の運転に挑戦。

なんとか近所なら車を運転できるようになった頃、ハローワークで個人事務所の事務スタッフの仕事を紹介され、契約社員での仕事が決まりました。

転妻がたった半年で仕事を辞めることになったのはなぜ?

新しい街へ引っ越して3か月ほど経ち、ようやく再就職した私でしたが、たったの半年で辞めてしまいました。

それには3つの理由があります。

働き方の常識のズレ

まず都内の大手企業と地方の個人事務所では、働き方の常識に大きなズレがあったことが、仕事を辞めたいちばんの理由です。

私がそれまで働いていた企業では、正社員と契約社員の役割が明確でした。

契約社員は正社員をサポートするのが主な役割で、業務内容は契約内容に基づき、追加や変更がある場合はその都度面談があります。

当たり前のことですが、有給休暇はしっかりと取得できて、昼休みは休憩時間として1時間自由に過ごし、サービス残業など決してありませんでした。

しかし再就職先の個人事務所では、朝は就業時間より20分も早く出勤し、昼休みは事務所内で電話応対をしながら食事をするように言われました。

つまり、勤務時間が契約内容とは異なり、休憩時間も取れないことになります。

正社員と契約社員の役割の違いも不明確で、業務内容もコロコロ変わりました。

確かに、四半世紀前ならこのような労働環境を耳にすることもありましたが、私は遭遇したことがなかったし、まだこのような職場があることも衝撃でした。

あまりにも働き方の常識にズレがありすぎてモヤモヤし、早々に辞めたいと思ってしまいました。

世間の狭さ

たった半年で仕事を辞めてしまったのには、「世間の狭さ」に働きづらさを感じたからというのもあります。

都内で働いていたときは、仕事関係者がご近所さんだったり知り合いだったりすることは、ほとんどありませんでした。

しかし、地方では思わぬところで繋がっていることが多くあります。

同じ職場に息子と同じ学校に通う子の親御さんがいたり、同じマンションの人がお得意様だったりするのです。

センシティブな個人情報を取り扱う場合などには、特に気を使います。

私はこのような環境で働いたことがなかったので、非常に働きづらさを感じてしまいました。

保育園と幼稚園の違い

転勤により息子が保育園から幼稚園に転園したことで、の負担が大幅に増えたのも、すぐに仕事を辞めた理由の一つです。

仕事が決まらなければ保育園には入れないので、年長さんになる息子は幼稚園に通うことになったのですが、保育園とは勝手が違いました。

幼稚園には行事が多く、係の仕事やお手伝いなどで、母親の出番が想像以上に多かったのです。

有給休暇もまだ発生していない状態で、仕事は休みづらく、幼稚園のお手伝いを断ることも多々ありました。

こういったことも地味にストレスになっていったのです。

転妻がフリーランスのWebライターになった理由

せっかく決まった仕事をすぐに辞めてしまった私が、再就職せずにフリーランスのWebライターになったのには2つの理由があります。

地域柄どこに再就職しても同じだと思ったから

私がフリーランスになった理由は、地域柄この辺りではどこに再就職したとしても、働き方の常識が違い働きにくいと思ったからです。

新しくできたママ友との会話や美容室での会話などから、昼休みを自由に使えなかったりサービス残業をしたりといったことは、珍しくないことがわかりました。

昔ながらの中小企業も多いですし、良くも悪くもアットホームな職場が多く、馴れ合いの中でそうなっているのかもしれません。

とはいえ私はそのような環境で働く気にはなれず、再就職はせずに、在宅でできるフリーランスのWebライターになりました。

転勤になっても仕事を辞めなくて済むから

もし夫が転勤になったとしても、仕事を辞めなくて済むのもまた、フリーランスのWebライターになった理由の一つです。

転勤のたびに仕事を辞めなければならないのは、本当に残念だし大変です。

その点、いつでもどこでも仕事ができるWebライターなら、転妻もキャリアを捨てることなく仕事を続けられます。

フリーランスのWebライターになるまでのステップ

では具体的にどのようなステップを踏んで、フリーランスのWebライターになったのかお話しします。

1.クラウドソーシングを知る

私がフリーランスのWebライターになったきっかけは、クラウドソーシングの存在を知ったことです。

再就職はしたものの、すぐに仕事を辞めたいと思った私は、在宅でできる仕事はないか調べていました。

そのときにクラウドソーシングというしくみを知ったのです。

クラウドソーシングとは、インターネット上で企業が不特定多数の人に業務を発注でき、仕事を受注したい人が自由に応募できるしくみです。

自分のタイミングで好きな仕事に応募できるので、まずは週末に副業としてWebライティングの仕事を始めました。

【クラウドソーシングサービス】

サービス名特徴

クラウドワークス 
業界大手のクラウドソーシングサイト。
エンジニア・デザイナー・ライターを中心に200種類以上の仕事を掲載。
要望にあわせたマッチングが可能。
 
Craudiaクラウディア 
登録ID数25万人を超えるWebパーツサービス「i2i」ユーザーが基盤の
クラウドソーシング型ビジネスマッチングサービス。
システム手数料は業界最安値!

2.副業でWebライティングの実績を積む

仕事を辞めてフリーランスになる前までは、勉強だと思って、副業でひたすらWebライティングの実績を積みました。

というのも、はじめのうちは単価激安の仕事しか受注できず、とても仕事と呼べるようなものではなかったのです。

文章の書き方などを独学で学びながら、アウトプットの場としてクラウドソーシングを活用していました。

実績を積むうちにライティングのクオリティも上がり仕事が増え、受注単価が上がっていくのが嬉しかったです。

このときに、もしスクールで学びながらアウトプットできていたら、もっと効率よくフリーランスのWebライターになれていたと思います。

今は、忙しい主婦も学びやすいスクールがたくさんあるので、WebライターだけでなくWebデザイナーやプログラマーなども最初の一歩が踏み出しやすくなりましたよね。

3.フリーランスのWebライターとしてスタート

仕事を辞めてフリーランスのWebライターとしてスタートしたのは、副業を始めて5か月くらいたった頃です。

個人事務所での仕事がかなりストレスになっていて、Webライティングにも集中できないことが増え、このままではいけないと思ったからです。

まだこの頃はフリーランスになるのに充分な実力とはいえなかったので、見切り発車でした。

ただ、幸い私の場合は夫が会社員なので、扶養家族になればいきなり路頭に迷うことはありません。

見切り発車した以上はやるしかないので、月3万・5万・7万・・・と目標設定を明確にし、覚悟を決めて仕事に取り組み、一つずつ目標をクリアしていきました。

もちろん達成できないこともあり急に仕事がなくなることもあったので、収入はなかなか安定しなかったものの、充実していて楽しかったです。

その後も学び続けることを忘れず、インプットとアウトプットを繰り返し、フリーランスのWebライターとして日々精進しています。

まとめ

夫が転勤になって仕事を辞めた私自身の、地方での仕事探しや仕事経験、フリーランスのWebライターになったいきさつなどを紹介しました。

転妻は、夫の転勤に振り回されて大変です。

とくに、せっかく慣れた仕事を辞めざるを得ないのはもったいないですよね。

その点、フリーランスのWebライターなら、どこに引っ越してもパソコンさえあれば仕事を続けられるのでおすすめですよ。

文章を書くのが苦手という方は、Webデザイナーなども在宅でできるので転妻に向いています。

仕事でお悩みの転妻の方へ、私の体験談が参考になれば幸いです。

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